リビングリフォームの内容とポイント

リビングは、テレビや趣味、育児など、いろいろな目的で家族が集まる場所です。そのため、少しでも快適な空間にしたいと考える方は多くいらっしゃいます。

リビングリフォームをすることにより、平日の夜や休日に自宅のリビングで過ごす時間は、より有意義なものになることは間違いありません。

そこでこちらでは、そのような快適な時間を過ごすためのリビングリフォームの具体的な内容とポイントについて、詳しく説明致します。


1. リビングリフォームの具体的な内容

リビングリフォームの具体的な内容として、フローリングの張り替えや壁・天井クロス張り替え、また壁面収納を造作したり床暖房を設置したり、間仕切りを変更するものがあります。

フローリングや壁、天井を張り替えるだけでも新鮮な気分になりますし、壁面収納や床暖房では、住宅としての機能を向上させることができます。また、間仕切りを変更すればリビングが広くなり、気分と住宅機能の両方を改善することができます。

以下では、リビングリフォームの具体的な内容5つについて詳しく説明します。

 

1-1. リビングのフローリングの張り替え

リビングリフォームの1つ目の内容は、フローリングの張り替えです。フローリングは傷が気になったり、ほかのリビングリフォームを行ったりするときに合わせて行います。また、これまで畳だったリビングを、フローリングに変更するいう選択肢もあります。

フローリングの材質には、大きく分けて複合材と無垢材(むくざい)の2種類があります。複合材とはコーティング剤が使われ、傷がつきにくいフローリング材のことです。そのため、複合材はご家族に小さいお子さんや車椅子を使用する方がおられる場合に適しています。また、複合材の中には遮音性が高いものも用意されています。ですから、リビングが2階にある住宅であれば、1階への足音などを抑えることができます。フローリング材の価格も比較的安く、高い機能性を求めるなら複合材が適しています。

一方の無垢材とは、本物の木で作られたフローリング材のことです。そのため、無垢材は複合材よりも耐久性があり、削り直しなどの方法に容易に修復できます。そして、本物の木の重厚感やぬくもりを感じることができるのが大きな特徴です。ですから、無垢材は壁や天井、家具と合わせて選ぶことにより、リビング全体を趣のある部屋に変えることができます。価格が複合材とくらべると高いという欠点がありますが、リビングの雰囲気を大切にしたいなら無垢材が適しています。

このように、リビングリフォームでは主に2種類のフローリング材があります。予算やリビングリフォームの目的に合わせてフローリング材を選択しましょう。

 

1-2. リビングの壁・天井のクロス張り替え

リビングリフォームの2つ目の内容は、壁・天井のクロス張り替えです。壁や天井は、上記で説明したフローリングとくらべると傷や汚れが少ない箇所です。しかしそれでも、天井や壁は年数とともに劣化していきます。

特にフローリングを張り替えて新しくした場合、壁や天井のクロスり劣化が目立ち、とても気になります。ですから、フローリングの張り替えのようなリビングリフォームと合わせて行うことをお勧めします。

壁・天井のクロスはさまざまな色や柄から選ぶことができます。ホワイト系がもっとも無難ですが、暖色系のクロスや腰壁を利用する方法もあります。以下でこれらについて説明します。

 

1-2-1. リビングを暖色系はにすると実際よりも広く感じる

壁・天井のクロスに暖色系のものを使用すると、リビングが実際よりも広く感じます。ここでいう暖色系とは、ベーシュに近いピンクやオレンジ系のような色調のことです。

また、ピンクやオレンジ系のクロスを使用することにより、視覚的に温かさを感じることができます。人は温かさを感じると、緊張感から開放されると言われています。そのため、リビングの天井や壁に暖色系を使用することにより、落ち着いた精神状態を保ちやすくなるのです。また、暖色系は人の肌に近い色であるため、長時間見ていても目が疲れません。

ただし、暖色系の中でも赤や濃いピンク、オレンジでは、このような効果が彫らないので注意が必要です。濃い暖色系は、緊張感や高揚感をかき立てる効果があります。そのような色のクロスを使用すると、リビングが落ち着かない空間になってしまうからです。

このように、暖色系はリビングを実際よりも広く感じることができ、落ち着いたり目が疲れなかったりする効果があります。

 

1-2-2. リビングを腰壁ででフローリングとの一体感を出す

リビングの壁は、クロスだけでなく腰壁を使用することによりフローリングとの一体感を出すことができます。腰壁とは、壁の腰の高さ程度を境に、上下を別仕上げにすることです。一般的には下半分に板材を、上半分にクロスを使用します。

腰壁を使用することにより、フローリングに板材や木目調を使用した場合、リビング全体を違和感なく仕上げることができます。そのため、フローリングと壁のクロスの色調や柄に違和感がある場合、腰壁を活用することによりバランスの取れたリビングにすることができる場合もあります。

また、壁の下半分は傷などがつきやすい場所です。腰壁があればクロスが傷がついたり破れたりしてしまうことを防ぐ効果もあります。

このように、クロスとフローリングの組み合わせや、クロスの傷、破れが気になるなら、腰壁を使用するのも選択肢の1つです。

以上のように、リビングリフォームの内容の1つに、壁・天井のクロス張り替えがあります。特に壁は無難な白系以外にも、暖色系や腰壁でさまざまな効果を持たせることができます。

 

1-3. リビングの壁面収納を造作

リビングリフォームの3つ目の内容は、壁面収納の造作です。リビングにはテレビ棚をはじめとする収納棚が置かれているものです。しかし、あまりに多くの収納棚がリビングのいろいろな場所にあると、リビングが狭くなり、圧迫感があります。

そこで、壁面収納を造作することによって効率的に収納ができるようになり、リビングの限られたスペースを有効に活用できます。

壁面収納とは、リビングの壁一面を収納棚にすることです。壁と一体化しているため必要なスペースを最小限にすることができます。また、天井から床までの高さすべてを収納に利用できるため、一般的な収納棚のような家具よりも高い収納能力があります。また機能性だけでなく、デザインの面でもリビング全体と一体化させることができます。

このように、リビングの家具が原因で圧迫感を感じているなら、リビングリフォームの機会に壁面収納の造作を検討するのも1つです。

 

1-4. リビングに床暖房の設置

リビングリフォームの4つ目の内容は、床暖房の設置です。床暖房とは、床下からリビング全体を温める暖房設備のことです。現在主流になっている床暖房は、床下に配管を設置し、その配管の中に温水を流して温めます。

温水は屋外に設置された温水ユニットで、電気やガス、灯油で水を温めて作られます。また、ヒートポンプ方式では電気を使って大気の熱を集めて温水を作ります。この方式だと少ない電気で効率的に熱が得られるため、光熱費を抑えることができます。

なお、床をヒーターで温めるタイプの床暖房もあります。しかし、この方式は暖房効果やコストの理由から、温水で温める床暖房が現在では主流となっています。

床暖房はリビングの床下に温水配管を設置する必要があるため、多くの場合フローリングの張り替えをはじめとするリビングリフォームと合わせて行われます。また、床暖房はリビング全体に設置すると工事費用が高くなるため、リビング内の多分座ったり歩いたりする場所に限定して設置するのが一般的です。そのため、リフォーム後のリビングをどのように使うのかを具体的に考えておく必要があります。

また、地域や住宅の立地によっては、床暖房だけで十分な温かさを得ることができない場合があります。このときエアコンやヒーターを併用することになることも覚えておきましょう。

 

1-5. リビングの間仕切り変更

リビングリフォームの5つ目の内容は、間仕切り変更です。間仕切り変更とは住宅の間取りを変更することで、リビングリフォームでは隣のキッチンや和室との壁を撤去することを指します。リビングと隣の部屋をつなげることにより、利便性が向上したり広々とした開放感を得ることができたりします。

以下では、リビングリフォームで多く見られる和室やキッチンとの一体化について説明します。

 

1-5-1. リビングと和室とを一体化

リビングリフォームで多くの見られる一体化の1つ目は、和室との一体化です。リビングと隣接している和室がある場合、壁や建具を撤去してリビングと1間に一体化します。

このとき、単に壁を撤去しただけでは内装の一体感がなく不自然です。そのため、リビングと和室の両方の部屋の天井とクロス、床をすべて交換するのが一般的です。和室の内装だけを変更して新しくすると、リビングの経年で劣化した内装とのちがいがはっきりしてしまうからです。

和室があまり活用されていない場合、既存のリビングと一体化させることにより1部屋でリビングダイニング(LD)として広々と有効活用できるようになります。

また、畳の部屋は残しておきたいと考えている場合でも、和室をリビングと一体化して内装を統一しつつ、リビングダイニングの一角に畳のスペースを残しておく方法もあります。この場合でも、畳の上でくつろぎながら、壁を撤去してリビングと1部屋としての開放感を得ることができます。

また、リビングと和室に加え、次で説明するキッチンも一体化してリビングダイニングキッチン(LDK)とするのが現在では主流です。

 

1-5-2. リビングとキッチンとを一体化

リビングリフォームで多くの見られる一体化の2つ目は、キッチンとの一体化です。リビングと隣接したキッチンの壁や吊戸棚を撤去して1部屋とすることにより、開放感が生まれます。このリフォームと合わせて対面キッチンなどに変更することにより、住宅としての機能を向上させることも可能です。

リビングとキッチンの一体化も、上記で説明した和室と同じように壁を撤去した上で、天井や壁のクロスと床のフローリングを統一感を持たせるためにすべて交換するのが一般的です。

なお、リビングとキッチンとの一体化は、上記でも説明したとおりLDKを1部屋にリフォームのが主流です。
このように、リビングとキッチンを一体化することにより、リビングでくつろいでいるときはもろちん、食事も開放感を得ながら楽しむことができます。

ここまで説明したとおり、リビングの間仕切り変更では、リビングと和室、そしてリビングとキッチンと一体化する方法があります。そして現在では、これらをまとめてLDKに間取り変更するのが主流となっています。

以上のとおり、リビングリフォームにはフローリングや壁、天井クロスの張り替え、壁面収納の造作、床暖房設置、間仕切り変更のような方法があります。

 

2. リビングリフォームの注意点

ここまで、リビングリフォームの具体的な方法5つについて説明しました。どの方法もリビングで過ごす時間を快適にできるものですが、リビングを考える前に気をつけなければならないことがあります。特に統一感を持たせること、床暖房では家具が動かせないこと、コンセントの位置を前もって決めることの3つは、計画的に考えておかないとリフォーム完了直後に後悔する恐れがあります。

そこで、リビングリフォームのこれら3つの注意点を詳しく説明します。リビングリフォーム前には、これらの点に十分注意するようにしましょう。

 

2-1. リビングの内装の統一感を持たせる

リビングリフォームの1つ目の注意点は、統一感を持たせることです。リビングだけをリフォームする場合でも、天井や壁のクロスとフローリング、そして家具の色やデザインに統一感を持たせることが重要です。

天井や壁、クロスをそれぞれに価格や好みだけで選んでしまうと、リビング全体として統一感がなく、落ち着かない部屋になってしまいます。また、天井と壁、クロスに一体感をもたせるだけでなく、テレビ棚をはじめとする収納棚やソファー、テーブルの色やデザインも考慮する必要があります。

そのため、リビングの天井や壁のクロス、床のフローリングを変更する場合、必要であれば家具の入れ替えも検討するようにしましょう。

 

2-2. リビングの床暖房では家具が動かせない

リビングリフォームの2つ目の注意点は、床暖房では家具が動かせないことです。床暖房のところで説明したとおり、多くの場合、床暖房は設置費用や設置後の光熱費を抑えるため、普段座ったり移動したりする場所だけに限定して設置します。家具が置いてあるところに床暖房があっても効果がないからです。

そのため、床暖房を設置するときは、リビングのどの位置にどのような家具を設置するのか、またリビング内をどのような動線で移動するのかを明確にする必要があります。これらを明確にしないと、床暖房をどこに設置するのか決めることができないからです。

そして、床暖房を設置した後に家具を移動すると、もともと家具があった場所は床暖房がないので床は冷たいままです。これでは床暖房を活用しているとは言い難くなります。ですから、床暖房を設置すると家具は動かせなくなると考えた方がよいでしょう。

なお、床暖房設置後も家具が動かせるよう、部屋全面を床暖房にすることもできます。しかし、これだと床暖房の設置費用が高額となります。また、床暖房が不要な家具の下も温めることになるので、設置後の光熱費が割高となってしまうという欠点があります。そのため、床暖房を設置する場合は家具の設置位置を決め、動かさないようにしましょう。

 

2-3. リビングのコンセントの位置を前もって決める

リビングリフォームの3つ目の注意点は、コンセントの位置を前もって決めることです。住宅で利用するコンセントの数は、年々増加しています。古くはコンセントに繋ぐのはテレビだけでしたが、携帯電話やスマートフォン、タブレットの充電、パソコン、インターネットを利用するための機器、お子様がいらっしゃる家庭なら年代によってはゲーム機の充電と、コンセントを使用する機会は増加する一方です。

そのような実情に合わせて、コンセントの数や位置を前もって決めておくことをお勧めします。リビングに必要なコンセントの数と位置を明確にしておけば、実情に合わせてリビングの必要な場所にコンセントを設置することができます。

また、リビングリフォームに合わせてフロアコンセントを設置する方法もあります。フロアコンセントとは、床に設置されたコンセントのことです。リビングの中央でノートパソコンやスマートフォン、ゲーム機の充電、掃除機などの電源を使いたい場合でも、配線が邪魔になりません。

ただし、床材によっては設置できない場合があり、形状によってはつまずく恐れがあるという欠点があります。ですから、フロアコンセントを設置する場合、不都合がないかよく考えるようにしましょう、
このように、リビングリフォーム前にコンセントの位置を前もって決めておくことで、リビングで電源を快適に利用できるようになります。

 

3. リビングリフォームのまとめ

こちらでは、リビングでの快適な時間を過ごすためのリビングリフォームの具体的な内容とポイントについて、詳しく説明致しました。

リビングリフォームには、フローリングの張り替えや壁・天井のクロス張り替えのような比較的手軽なものから、壁週収納の造作や床暖房設置、間仕切り変更と大掛かりなものまであります。

このリビングリフォームで注意すべき点は、リビング全体で統一感を持たせることと床暖房を設置すると、多くの場合家具を移動できないこと、コンセントの位置を前もって決めておくことの3つです。

ですから、リビングリフォーム後のデザインや具体的な過ごし方を明確にしておくことにより、さらに快適なリビングにすることができます。

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