不動産の相場を調べる方法には、過去の成約価格を調べる方法と土地の公示価格を確認する方法、不動産会社の販売情報を見る方法があります。成約価格や公示価格を確認することで、実際にいくらで物件が売れるのか予想することができます。

ただし、土地の公示価格は更地での価格情報ですので、建物の売買を考えている方は成約価格を調べる必要があります。

一方、売却価格と売り出し価格は異なるもので、一般に売却価格の方が売り出し価格よりも安くなると言われています。

実際にいくらで不動産を売り出すか判断するには、不動産会社で近隣の物件の販売情報を参考にすると良いかもしれません。どの方法もインターネットで誰でも簡単に検索することができます。ここでは、実際にどのように調べるのかについてみていきましょう。

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不動産活用で成功するには、「プロにお任せ」「業者にお任せ」ではなく、不動産活用の専門家と共に考え、共にプランを進めて行くことが重要です。

あなたの想いにしっかりと寄り添って、不動産の知識に限らず、など多方面からアドバイスができる専門家選びができているでしょうか?

私たちは、大阪・兵庫を中心に50年以上不動産オーナーに向き合い、宅地建物取引士の資格を持った相続に強い税理士と、土地活用のご提案をしてきた建設・不動産の会社がタッグを組んで、専門家集団と一緒に、あなたのプランを進めて行ける体制も整えております。

不動産を単なる箱として捉えるのではなく、お客様一人ひとりの生活を豊かにしてくれる資産の一部であると捉え、ご依頼者様に本当に適した活用方法をご提案いたします。


1. 不動産の相場を成約価格から調べる

成約価格とは過去の不動産取引において、実際に契約が成立した際の売却価格のことを指します。過去に近隣で行われた不動産取引の成約価格を調べることで、対象物件の相場を把握することができます。

この成約価格を調べる方法には「レインズ・マーケット・インフォメーション」あるいは「土地総合情報システム」のサイトを利用する方法があります。どちらも相場の指標とするのには十分な情報となります。

ただし、成約価格から相場を調べる際には、参考にする取引の成約時期に注意をする必要があります。不動産は市場がどんどん変動するものです。そのため、あまりに古すぎる取引の情報は役には立ちません。一般に、古くても1年以内、できれば3ヶ月以内の情報を参考にすると良いとされています。

1-1. レインズの取引情報検索で不動産の相場を調べる

REINS(レインズ)とは、国土交通大臣が指定している不動産流通機構が運営しているシステムのことを指し、「Real Estate Information Network System」の頭文字をとったものです。

不動産会社が専任媒介契約あるいは専属専任契約を結んだ際には、レインズに物件情報を登録することが義務とされています。そのためほとんどの物件情報がレインズに登録されており、レインズの会員である業者は閲覧したり、情報交換をしたりすることができます。

レインズは通常登録業者しか閲覧できず、一般には公開されておりません。しかし、レインズ・マーケット・インフォメーションでは、相場を把握し適切な取引を行うために、一般向けに情報を公開しています。

1-1-1. レインズ・マーケット・インフォメーションが提供するサービス

レインズ・マーケット・インフォメーションでは、マンション・戸建ての直近1年の取引情報を調べることができます。地域や間取り、築年数、最寄り駅、駅からの距離など、いくつかの検索項目で絞り込むと、該当する物件の1平方メートル当たりの成約価格が表示されます。

レインズ・マーケット・インフォメーションが提供するサービス

また、近い物件が散布図で表示されるので、一目で自分が求める物件の相場を知ることができます。成約した物件の住所や詳細な情報は掲載されていませんので個別の物件を特定することはできませんが、エリアの相場を把握するのには十分です。

1-1-2. レインズが管轄する区域について

レインズは全国指定流通機構連絡協議会が保有する情報を公開しており、4つの指定流通機構によって構成されております。

 

1-1-3. レインズの使い方の解説

実際にレインズ・マーケット・インフォメーションのページを利用してみましょう。

レインズ・マーケーット・インフォメーションへはこちらから移動してください。

①知りたい物件が戸建ならA、マンションならBで検索したい地域を選択し、検索をクリックします。
②このページで詳細の情報を確認することができます。

Aでさらに細かい情報を入力をして検索をクリックします。

Bのグラフは縦軸が価格、横軸が土地面積となっています。ここで、知りたい物件に近い値をクリックし、拡大ボタンを押すとグラフが拡大されます。拡大されたグラフにカーソルを合わせると個別の詳細情報を確認できます。

Cでは物件の場所などから物件の情報を検索することも可能となっています。

Dでは指定した地域の直近2年間の平均値を見ることができます。

  1. 直近2年間の平均成約価格・平均土地面積・平均建物面積の推移
    上図では折れ線グラフで、下図では表で数値を確認することができます。
  2. 直近2年間の土地面積帯別件数の推移
    上図では棒グラフで、下図では表で数値を確認することができます。
  3. 直近2年間の築年別件数の推移
    上図では折れ線グラフで、下図では表で数値を確認することができます。

1-2. 国土交通省の土地総合情報システムで不動産の相場を確認

国土交通省は、不動産売買を行った一般消費者にアンケート調査を行い、アンケート結果から得られた不動産の取引価格、地価公示・都道府県地価調査の価格を公表しており、土地総合情報システムと言います。

アンケート回答で得られたデータなので、土地取引のすべてを網羅しているものではなく、レインズ・マーケット・インフォメーションより情報の精度が落ちてしまいますが、地図上で情報を検索することができ、より情報が検索しやすいことがメリットとしてあげられます。

1-2-1. 土地総合情報システムの使い方の解説

実際に土地総合情報システムのページを利用してみましょう。
土地総合情報システムへはこちらから移動してください。

 

まず検索したい取引時期を選択します。

もし、データをダウンロードして確認したい場合は、下のダウンロードボタンをクリックします。すると以下のようなページが表示されますので、地域等を選択し、ダウンロードしてください。

次に知りたい物件の種類を選択してください。

次に地域を選択します。左側で地域を選択し検索することも可能ですが、左の地図から選択して個別の情報を確認することもできます。

・地域を住所や路線・駅名から選択する

・地図から選択する

詳細を表示すると、価格情報を一覧で表示することが出来ます。

3. 不動産会社の販売情報で不動産の相場を確認

不動産の相場を把握する方法として、不動産会社の販売情報を確認するという方法もあります。新聞の折り込みチラシでよく見かけますが、インターネット上にもたくさん情報が掲載されています。

大手不動産会社は取り扱う物件の数も多いため、ある程度の相場を把握することができます。

ただし販売情報を確認する場合、表示されている価格が売り出し価格であるということに注意をする必要があります。

あくまで売主や不動産会社の意向が含まれている主観の価格でしかないということです。たいていの場合、実際に売れる価格は売り出し価格よりも低くなることを念頭に情報を確認する方が良いかもしれません。

4. ネットだけでわかる不動産の相場情報は少ない

全ての取引情報がインターネット上にあるわけではありません。レインズ・マーケーット・インフォメーションは一般契約の場合、取引情報の登録が義務付けられていませんし、土地情報総合システムではあくまでアンケート調査であるため、全ての取引に対して回答があるわけではないのです。

また、不動産の販売情報も折り込みチラシにしか載せていない場合もあります。そのため地域によっては参考にできる情報がほとんどない場合もあることが予想されます。インターネットだけに頼らず、不動産会社に相談するなどして情報を集めることが重要であると言えるかもしれません。

5. 不動産の相場を調べる方法まとめ

インターネットで不動産の相場を調べる方法について見てきました。不動産の取引は一般消費者からなかなか見えにくいところもあり、不正が行われやすいことも実態としてあるようです。そういった背景から、誰でも簡単に利用することができるインターネットを利用しての情報の公開が進んでいるようです。

実際に利用する際は、サイトごとにそれぞれ特徴があり、メリット、デメリットを理解した上で利用していくことが大切です

また、インターネット上に全ての情報が掲載されているわけでもありませんので、売り出し価格を決定する際はインターネットだけに頼らず、不動産会社に相談するなどする方が良いでしょう。市場は変動するものですし、不動産は一つとして同じものがありませんので、インターネットの利用は相場の把握程度にとどめておくのが良いでしょう。

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